4月9日(土)登山塾は、
春の脊振の谷「矢筈谷・右俣」 です。
8:50、椎原バス停に集合。
9:10出発。参加者は男性5名、女性3名の8名です。
天気は晴れ、気温15度、気持ちの良い中でスタート。
椎原峠の分岐に5台の駐車有り、車谷への登山道に入る。
林道下の所にはホソバナコバイモの群落があるが、もう終わりがけだ。
標高600mの林道に出て、矢筈谷の登りにかかる。
660mに上がると谷は開け、ここより右俣へ入る。
脊振の沢はこの時期が一番気持ちが良い。
ニリンソウが姿を現した、次にハルトラノオ、ヤマエンゴサクと春の花が続く。
この谷はとても広く、左へと登って行く。
ワサビも花をつけみずみずしい。
コガネネコノメソウ、チャルメルソウ、ヤブレガサ等が太陽の光で眩しく見える。
上部の沢が分かれる左の斜面に取り付き、急登を登り尾根に出る。
ササを分け15分で気象台のレーダーに出る。
12:10、天気は快晴、360度の展望である。
新しくなったレーダーは真っ白で美しい。
昼食後、稜線を椎原峠へ、コバノミツバツツジの花芽が沢山ついている。
ニシキゴロモ、シハイスミレを愛でながら途中から「一ツ石」へ上がる。
岩を越えるとシャクナゲの林である。
今年は花芽が少ない。
急斜面をテープを確認しながら下降、最後は伐採のため藪漕ぎになった。
15:40、椎原のバス停に到着。
浦 一美